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500 Startupsのプログラムの内容を一挙公開!4ヶ月間のスケジュールとは?

500 Startupsでは、世界中のアーリーステージのスタートアップを対象に、『500 Seed Program (旧: 500 Accelerator)』というアクセラレーションプログラムをサンフランシスコ、マウンテンビュー、およびメキシコシティで開催しています。現在募集している21期生までに、IntercomTalkDeskLE TOTEといった企業を含む600社以上がこのプログラムを卒業しています。

私たち500 Startupsではアクセラレーターは、待っていれば料理が出てくるレストランではなく、自ら作り出す必要があるキッチンとして捉えています。起業家の皆さんには、私たちのキッチンに備わっている材料、すなわち成長に必要なあらゆるリソースを知っていただき、活用することで成長を目指していただきたいと考えています。

今回はこの4ヶ月間に渡るプログラムの流れとそこで提供されるリソースをご紹介します。

第1-2週目:リソースとコンテンツ

プログラム初日には、パートナーのMarvin Liao氏によってKickoffが行われます。500 Startupsを最大限活用するためのリソースの提供とその説明、活用のためのアドバイスなどが行われます。その後にウェルカムパーティーが開催され、スタートアップ同士やパートナー間との関係を構築するきっかけを得られます。

最初の1週目と2週目では、スタートアップに対し次のような機会が提供されます。

  • 価値観や500 Startupsについて知る
  • オフィス等といった施設へのアクセスをセットアップ
  • パートナーなどの連絡先リストが配られる
  • 2時間に渡る、Dave McClureのFireside Chat(座談会)
  • ピッチの準備とプロによる支援
  • プロのPRによる1対1のPR支援。業種ごとに最適な記者や媒体へ紹介してくれる。
  • バッチメイトや500 Startupsのスタッフ、卒業生との強い結びつきを実感できる

4ヶ月の間、スタートアップは以下のような一週間を過ごします

第3週目:集中講座『Marketing Hell Week』

第3週目の1週間はMarketing Hell Weekと呼ばれており、グロースのコーチによる約25時間の講義、ワークショップ、プレゼンテーションの集中講座が開催されます。この週のプログラムでは、価格設定とポジショニングからマーケティング指標、コンテンツマーケティング、バイラルグロースなどすべてをカバーしています。

この間、スタートアップはグロースのために必要なあらゆることを吸収するために、文字通り地獄のような一週間を過ごします。具体的には、以下のような日程で成長に取り掛かっています。

  • 1日目 グロースマシーンの構築、価格設定とポジショニング、最優先する指標の定義
  • 2日目 ニーズ検証のためのテスト、スタートアップのためのSEO、メールマーケティング
  • 3日目 広告
  • 4日目 バイラル・グロース、セールスのコツ
  • 5日目 A/Bテスト、ファネルの最適化、チームの構築

A/Bテストについて語る、Hiten Shah氏

第4週目:テスト実施期間とスタートアップのための法律講座

ここまでの4週間を乗り越えると家に帰る余裕がでてきます。4週目では、これまで習ったことを実践し、テストすることで最適化していきます。

さらにこの週にはスタートアップのための法律の基本の集中講義を受けたあと、1対1で法律の専門家からアドバイスを受けることができます。

第5-7週目:成功を決める過渡期

スタートアップは成長の加速をさらに加速させる必要がありますが、7週目あたりになるとその加速が減速しはじめます。この要因を、500 Startupsでは創業者の感情やメンタルの管理や、メンターのアドバイス同士で生じる矛盾、時間管理にあると分析し、対策を打てるよう支援を行います。

この3週間の間に提供される講義やセッションは数多くあります。

  • メンターとのオフィスアワーやディナー
  • 資金調達に関する1対1の支援
  • 法律の専門家による、タームシートに関する1対1の支援
  • ピッチの構造構築のための1対1の支援
  • より魅力的なピッチができるような、実践的なコーチや準備の支援
  • VC同士の生対談
  • Redpoint, General Catalyst, Foundation Capital, CreamdumといったシリコンバレーのVCのオフィスアワー
  • スタートアップのためのブランディング講座
  • チームビルディングのための訓練
  • 著名起業家のファイヤーサイドチャット
  • 交渉に役立つボディ・ランゲージの指導

第8-10週目:折り返し地点

4ヶ月間に渡るプログラムも半ばを迎え、500 Startupsは起業家からプログラムに対するフィードバックをもらい、残りのプログラムを有用なものにできるようより改善を図ります。

この3週間は以下の講義などが提供されます。

  • 調達した資金を維持する方法
  • 著名起業家によるファイヤーサイドチャット
  • ピッチの準備
  • スタートアップの交渉のためのサバイバルガイド
  • PR戦略とデータストーリー
  • 外部投資家によるファイヤーサイドチャット
  • 財務計画構築のためのワークショップ

Demo Day

プログラムを締めくくるのは、Demo Dayです。プログラム参加企業はこのDemo Dayで、世界中から集まる投資家や報道陣に対し、ピッチを行います。

日本から500 Startupsに挑戦しよう

500 Startupsのアクセラレータープログラム『500 Seed Program』では、世界中のスタートアップの参加を募っています。過去には日本から、WHILLTokyo Otaku ModeMobingiといったスタートアップがプログラムに参加し、目覚ましい成長を遂げています。次のBatchはマウンテンビューで開催されます。日本から挑戦しようとう方は是非こちらの日本専用の応募フォームから応募してください。

また、500 Startupsでは神戸市と協力し、日本のスタートアップに対し、日本にいながらシリコンバレーのトップクラスの支援を受けることができる機会を提供しています。昨年は500 Kobe Pre-Acceleratorとして、6週間の集中プログラムを開催しました。今年は、本プログラムの内容を1日に凝縮し体験できる、「500 Boot Camp」を東京・大阪・福岡の3都市で開催します!ぜひこのチャンスに皆さんの挑戦をお待ちしています。

各都市のお申込みはこちらから👉
東京:http://500tokyobootcamp.peatix.com/
大阪:http://500osaka.peatix.com/
福岡:http://www.city.fukuoka.lg.jp/

昨年神戸市で開催された、『500 Kobe Pre-Accelerator』の参加者の皆さんと

Miyako Yoshizawa

慶應義塾大学看護医療学部4年。ベンチャーキャピタルや外資系証券会社の証券リサーチ部でIT市場のリサーチを経験した後、大学での専門を生かし、ヘルスケアITに注目。米国のヘルステック系スタートアップについて取り上げるサイト「HealthTech News」を2013年に立ち上げる。

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