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500 Startups、アクセラレータープログラムを一新

Christine Tsaiと私、Dave McClureが6年前に500 Startupsを開始した時、私たちはコミュニティと教育を重視したスタートアップのための投資プログラムを行いたいと思っていました。Y CombinatorやTechStars、SeedCampといった我々以前からあったシードアクセラレーターから多くの刺激を受けましたが、私たちは新しいアプローチ方法や視点を持ち、他とは異なる雰囲気や経験を持つ、VCとアクセラレーターを組み合わせた独自の仕組みを作り出すことを考えていたのです。

500 アクセラレーターの根本にあるものは、以下の5つです。

  • スタートアップの集団に少額の出資を行う
  • 参加スタートアップは、共通の物理的なスペースで仕事をする(注※YCはあまり重視していない
  • 経験豊富な起業家やメンターのコミュニティに繋げる
  • 短期間で企業の成長を加速させる
  • 多くの企業が失敗することを受け入れる。しかし、ごくわずかな企業が成功し、大きく成長する

一方、次の3つの重要な要素が500のプログラムを異色なものにしています。

  • 世界中のスタートアップに投資する、グローバルなアプローチ
  • 150人の多様なスキルを持ったチーム、3,000人の創業者とメンターのコミュニティ
  • 「フルスタック」なグロースマーケティングとディストリビューションサポート

現在シリコンバレーで19番目のバッチを開催しています。また、グロースマーケティングのプログラムやメキシコシティにおけるプログラムを行ったりすることで、過去6年間で600を超えるスタートアップを輩出してきました。さらにこれ以外にも、1,000以上のスタートアップに投資もしてきました。

創業当時から、たくさんのことが変わってきました。500 Startups自体もまたスタートアップと同様に、起業家に最大限のインパクトを提供できるよう、モデルをテストし改善するサイクルを繰り返してきました。私たちはカリキュラムの拡充や質の向上を行い、出資額やバッチの規模を増やし、チーム・スキル・サポートを成長させました。私たちは現在、磨き上げられた堅牢なプログラムを運営しており、参加企業の水準は以前よりもずっと困難で厳しいものになっています。参加企業の中には、アクセラレーターに参加する前の段階ですでに数百万ドルもの収益を稼いでいる企業や、他の投資家から数百万ドルを調達している企業もあります。 もはや、MVPを構築または改善するだけではなく、顧客・収益・グロース・セールス&マーケティングの強化、チームの拡大、そしてシリコンバレーのトップVCからのより大規模な資金調達に注力しています。

こういった変化を知っていただくために、私たちはプログラムの名前とブランドを一新することで、これらの違いを強調し、プログラムの内容を明確にすることに決めました。 アクセラレータープログラムは「500 Seed Program」となり、Distro Dojoプログラムは「500 Series A Program」と変わります。それぞれのプログラムの名称は、プログラムを通して達成する資金調達目標や指標をより明確に表しています。以下では、これまでと比較して、現在行っていることと、そして創業者がプログラムに参加する際に期待すべきことをご紹介します。

500 Seed Program

以前:アクセラレータープログラムを開始したころ、私たちはなんとかMVPと言えるだろうというレベルのプロダクトがある企業(MVPにかなり近いレベルのものもありました)を受け入れており、ほとんどの企業は非常にわずかなユーザーと収益のトラクションがあるという状況でした。投資については、5%の株式と引き換えに、5万ドル(約500万円)の出資を行っていました。

現在:500 Seed Programは、初期のトラクションがある企業を対象にしています。ほぼ全ての企業が機能するプロダクトがあり、相当なユーザー獲得数と収益を持っています。多くの企業がすでに資金調達し、一部の企業は100万ドル以上の収益があったり、100万ドル以上を調達しています。

500 Seed Programでは、シリコンバレーのネットワークや、セールス・マーケティング・ディストリビューションに関しての専門知識をスタートアップに提供します。さらに起業家は資金調達に関する戦略とサポートを継続的に受けることができます。このプログラムでは、6%の株式と引き換えに15万ドル(約1,500万円)を出資し、うち3万7500ドルをプログラフィーとして徴収します。

主な卒業企業:Shippo、Neighbor.ly、Talkdesk、RealtyShares、Compstak、Mayvenn、Tout、Innovacer、Headout、Haven.ly、OhmConnect、Le Tote、Cleanify、Italist、Finova Financialなど

500 Series A Program

以前:ポストシードステージの企業に投資した最初の年に、シードエクステンションのラウンドに参加したことがよくありました。しかし、現在は以前よりもシリーズAに近い例外的な企業に投資する機会が増えています。

現在:500 Series A Programは、シリーズAラウンドの資金調達を行う直前のスタートアップを対象にしています。このプログラムには、シリコンバレーのトップクラスのグロース専門家チームによる、集中的なグロースとマーケティングの支援が含まれます。数百万ドルのマーケティング費用を消費して数百万ドルよりはるかに多い収益をあげられるようなスケーラブルで再現性のあるマーケティングのオペレーションを構築できるように、シリーズAに近い企業を支援するために設計されています。つまり、 最高の条件でシリーズAを行えるようにすることがプログラムの目的です。このプログラムでは、15〜25万ドル(約1,500万円〜2,500万円)を出資し、うち5万ドルをプログラムフィーとして徴収します。なお、出資条件は各企業の過去の資金調達状況によって変動します。

主な卒業企業:Mayvenn、Dollar Beard Club、Saucey、Storemaven、 “Rock、Pamper、Scissors”、Cleanifyなど

私たちは過去のプログラムの名前に別れを告げ、500 Seed Programと500 Series A Programに全力で取り組みます。世界中の起業家のために、最高のプログラムを引き続き提供していきます。

原文記事:The Artist Formerly Known As Accelerator

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