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500 Startups Japanのファイナルクローズのお知らせ

この度、500 Startups Japanはファンドをファイナルクローズし、総額3,500万ドルのコミットメントに達したことをお知らせいたします。ファンドの目標額である3,000万ドルを上回ることができました。

資金調達の経験がある方であれば誰でも、クローズした、と言えるようになった瞬間のとても誇らしい気持ちをご存知だと思います。これはもちろん、これから長く続く旅において1つの節目に過ぎませんが、それでもやはり重要な節目ではあります。

この節目を特に重要なものにしたのは、ファイナルクローズに現れた出資者でした。日本の商品・サービスの海外需要開拓に取り組んでいる官民ファンドであるクールジャパン機構が、1,000万ドルの出資コミットメントを行ったのです。

双方の目指すゴールがとても似ていたため、私たちにとって申し分のない相手であったことは言うまでもありません。私たちは、世界と日本の起業家の橋渡しをするために500 Startups Japanを設立しました。日本の起業家エコシステムが形成されつつあるのに、そのスタートアップ活動にアンテナを張っている海外勢はほとんどいないのでは、と感じていたのです。

日本の市場規模は十分に大きく、国内スタートアップの創業者らは、海外に必ずしも目を向けなくても立派な会社を作ることができます。とは言え、何らかの象徴となるような偉大な会社、すなわち大きなスケールとインパクトがあり、世界中で認識されるようなブランドを擁する会社にしたいのであれば、創業者は、グローバルな志を持つ必要があります。それを実現しつつあるソフトバンクの孫正義氏やメルカリの山田進太郎氏に共通しているのは、そのグローバルな志だと言えるでしょう。まさに、世界を制覇したいという飽くなき野望です。

私たちとクールジャパン機構のパートナーシップによって、このような創業者に、世界レベルでの成功に必要なツールを届けることができます。国内の起業家らが世界レベルで競争できるよう、私たちは、500のブランド力、世界的ネットワークやシリコンバレーのノウハウを提供します。それでも、世界を征服するには資金が必要です!そこで、クールジャパン機構は、しかるべき時が来たら、速やかにスケールできるようスタートアップに成長資金を提供してくれます。

このパートナーシップの非常に良い先行事例は、Tokyo Otaku Modeです。設立当初のコンセプトはとてもシンプルで、Facebook上で漫画やアニメ関連の商品を英語で紹介することでした。2012年には、グローバルなファン層の拡大方法を短期間で習得するために、アメリカで私たちのアクセラレーションプログラムに参加しています。Facebook上の世界各国のフォロワー数は現在、2,000万人に達しようとしており、「オタク」にまつわるあらゆる物のナンバーワンeコマース・サイトにまで成長しました。クールジャパン機構は、Tokyo Otaku Modeがまさに成長しようとしている2014年に、積極的にシリーズBラウンドに15億円を投資しています。私たち500 Startups Japanの目標は、このような成功事例をどんどん増やすことです。

 

 

かつて、日本企業がイノベーションと世界経済をリードしていた頃がありました。しかし、80年代にバブル経済が崩壊すると、その認識は変わりました。失われた時代が数十年も続き、日本の全盛期はすっかり過去のものとなってしまいました。第二次世界大戦の廃墟から世界第2位の経済大国にまで成長させた、賢い働き者たちがまるで消えてしまったかのようでした。ただ、消えたのは人ではなく、将来への希望でした。

しかし、今の日本には「起業家」と呼ばれる、希望に満ちた素晴らしい人材がどんどん増えています。彼らは日本の未来を象徴しており、日本にかつてあった希望を取り戻すための道具を彼らに提供することが、私たちのミッションだと信じています。資金も集まり、クールジャパン機構のご支援も頂けたので、これからが楽しみで仕方ありません。ガンバリます!

 

James Riney

Managing Partner & Head, 500 Startups Japan

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