Naomi James Meeting 2

妊娠しているママに出資を決めた理由

今回は勇気について書こうと思います。Infostellarに投資したときの話です。

Infostellarは、「衛星アンテナのAirbnb」を創るという大志を抱く、500 Japanのポートフォリオ企業です。創業者の一人である直美さんは、このように企業紹介されるのを嫌っていることは重々承知なのですが、シンプルに説明したほうが皆さんに理解して頂けますし、専門性が高すぎて私にはうまく説明しきれないのです。

私たちがInfostellarへの投資を決めたのは約1年半前のことでした。直美さんと投資条件について合意したその日に、大事なことをお伝えしたい、というお電話をいただきました。彼女は電話で「投資を決める前にお伝えしなければならないことがあります。私、妊娠しています。それでも投資の意思は変わりませんか?」 とためらいながら言いました。

もちろん、私は「はい」とすぐさま答えました。

しかし、この電話のやり取りで私がなによりも驚いたのは、電話をくれた直美さんが「妊娠しているせいで投資が白紙になるかもしれない」と心配していたことでした。実際は、私たちにとっては正反対でした。。高いリスクと逆境に遭遇する可能性があるにも関わらず、それでもなお自分のビジョンを実現しようという彼女の強い決心を感じ、むしろ成功を強く確信した瞬間だったからです。私たち500 Japanが全力で応援したいと思っているのは、まさにこのような勇気の持ち主なのです。

その後、彼女は、Airbus Venturesからの資金調達に成功し、彼らの日本における投資案件第1号になりました。さらに、グローバルマインドなチームを作り上げ、プロダクトの1回目のイテレーションを始めています。彼女は、自身の夢の実現に向けて確実に前進しているのです。

インクルージョンを進める企業文化でなければ、これらの多くは実現しなかったでしょう。直美さんは、生後3か月目から週3ペースで赤ちゃんと一緒に出勤し、5か月目くらいから先月までは、週5で共にフルタイム出勤していました。オフィスのチーム全体で未来の小さなElon Muskを育てています。共同創業者の石亀さんやInfostellarチームの全員が、直美さんの創業者兼フルタイムで働く「スーパーママ」としてのライフスタイルをサポートしているのです。(ちなみに、この4月から保育室に赤ちゃんを預け始めたそうです)

起業家のイメージ、とりわけ日本人が持つ起業家の典型的なイメージを打ち壊すことができるので、私はこの話をよくします。子育てと起業を同時に行うことは、ものすごく勇気のいることです。

500 Japanを選んでくださった直美さん、本当にありがとうございます。
私たちは、あなたと同じような勇気を持った方々を、これからもお待ちしてます

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