米国の医療機関向けSaaS業界の現状と今後

米国の医療機関向けSaaS業界の現状と今後

業界に特化したSaaS(Vertical SaaS)プレイヤーが日本でも出てきて、注目を集めています。市場規模が大きく、かつ資源不足が明確で、業界構造が複雑な医療業界も業界特化SaaSの成長が期待できる業界だと思っています。しかしその一方で、非常に保守的で、かつリテラシーが低く、個人が頑張るという文化が根強い医療業界、特に医療機関にスタートアップがSaaSを売っていくのはなかなかハードルが高いとも考えられています。 すでに米国では医療現場におけるクラウドの利用が広がっており、2016年のSADA Systemsによる調査によると、米国の医療機関の89%が業務において何かしらのクラウドサービス(…

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市場規模の考え方と、投資家への伝え方

市場規模の考え方と、投資家への伝え方

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。前回、起業家によるピッチの際に重要な「競合分析」に関する改善方法についてブログを書きましたが、今回は競合分析とならぶ重要なピッチ内容である「市場規模」に関する考え方と伝え方についてご紹介します。 市場規模が調達において重要な理由と、起業家がしがちな間違え 起業家の皆さんは、VCが「市場規模は十分に大きいですか」と市場規模の大きさについてよく言及しているイメージをお持ちではないでしょうか。実際、私たち500 Startupsも狙っている市場規模の大きさを重要な投資判断材料の一つとしています。 これはなぜかというと、まだトラクションはおろ…

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資金調達における、競合の考え方と投資家への伝え方

資金調達における、競合の考え方と投資家への伝え方

こんにちは、500 Startups Japanのシニアアソシエイトの吉澤です。日々起業家にお会いし、ピッチをしていただく中で、競合に関して「競合はいません」とだけ話す人がたまにいらっしゃいます。確かに競合がいないのならそれが理想です。しかし、「競合はいない」とだけ言われると投資家は「本当にそうですか?ちゃんと考えていますか?」と起業家の分析に疑問を感じたり、「競合いないなら、そもそもマーケットがないのでは?」とビジネスそのものの可能性を疑問視してしまうといったことがあるため、実はあまりポジティブな言葉ではありません。 競合について話すべき理由について、500 Japanの代表のJames R…

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500 Startups Japanが担当を決めずに投資先を支援する理由

500 Startups Japanが担当を決めずに投資先を支援する理由

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。 各VCはそれぞれのスタイルで投資先を支援していますが、500 Japanの支援の特徴として「ハンズイフの支援」と「非担当制による支援」があります。 ハンズオンでもハンズオフでもなく、起業家が求めている支援を瞬時に行う「ハンズイフ」というスタイルで支援していることは以前こちらのブログで代表のJamesがご紹介しました。今回は「非担当制」についてご紹介したいと思います。 非担当制の支援とは? 皆さんは「あのスタートアップはどのVCのどのキャピタリストの担当か」という類の話を聞いたことはないでしょうか。私自身500に入るまで、VCはどの案…

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創業初期のSaaSスタートアップが販売代理店を検討する際に考慮すべきこと

創業初期のSaaSスタートアップが販売代理店を検討する際に考慮すべきこと

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。 ある時、SaaS事業向けに販売代理プログラムを提供している方から、500 Japanの投資先に販売代行のご提案できないかというお話をいただきました。 確かに販売代理店を創業初期から利用することで、早期に顧客を獲得できるかもしれません。しかし、私は「そもそも、創業初期のスタートアップが販売代理店を使う必要はあるのだろうか。使った場合に、どのようなことが考えられるのだろうか」と違和感を感じました。500 Japanチーム内と投資先のSaaS起業家に相談したところ、私たちは以下のようなリスクがあると考えました。 チャーンの増加:顧客とのコ…

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投資家へピッチメールを送る際のポイント

投資家へピッチメールを送る際のポイント

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。 VCがスタートアップと出資の話を進めるにあたり、そのファーストコンタクトの方法は様々です。既存投資先や知人からの紹介だったり、起業家からの直接のお問い合わせだったり、また時には、VCから起業家に連絡をすることもあります。どのチャネルを好むかはVCによるかもしれませんが、500 Startups Japanではどんなチャネルからでも起業家と繋がれることは大歓迎です。 私たちは2年前のファンド設立から、ブログやSNS、動画コンテンツといったマーケティングやPRを活発に行ってきました。こういった情報をご覧いただき、全く繋がっていない起業家…

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起業家とのミーティングの際に意識している、VCとしての態度

起業家とのミーティングの際に意識している、VCとしての態度

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。2年前に500 Startups Japanにマーケターとしてジョインしてから、ファンドとしてのマーケティングやPRを行ったり、投資先のPRを支援をしながら、アソシエイト業務も行ってきました。最近ではSNSやブログ、掲載いただいた記事を見て連絡をくださる起業家さんも増え、VCとしてマーケティング活動にリソースを割いてきた結果が出てきているように感じています。そしてこの3月より、ポジションもシニアアソシエイトに変わり、新規投資先の獲得により専念するようになりました。 毎日起業家とお会いする中で、VCとしてどのような姿勢や方法で起業家との…

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グローバル企業を目指す日本企業が、多国籍・多文化なチームを作る方法

グローバル企業を目指す日本企業が、多国籍・多文化なチームを作る方法

500 Startups Japanでは、創業初期からグローバルを目指す「Born Global(生まれながらのグローバル)」な日本発のスタートアップを支援したいと考えています。これまでに、500 Startups全体としては60カ国・1900社以上の企業に投資を行なっており、その実績やネットワークを活かしグローバルを目指す日本の起業家に価値を提供できるのではないかと模索してきました。 3月6日には、グローバルを目指す日本の投資先を支援するため、投資先とバイリンガル及び外国人の優秀な人材のマッチングイベント「Bilinguals & Gaijins In Startups」を開催しまし…

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500 Startups Japan、はてなと連携 投資先企業に対し、サーバー監視サービス「Mackerel」を特別プランで提供開始

500 Startups Japan、はてなと連携 投資先企業に対し、サーバー監視サービス「Mackerel」を特別プランで提供開始

シリコンバレーのベンチャーキャピタル500 Startupsの日本向けファンド500 Startups Japan(代表:James Riney、本社所在地:東京都千代田区)は、株式会社はてな(代表取締役社長:栗栖義臣、本社所在地:京都市中京区。以下、「はてな」)と連携し、はてなが提供するサーバー監視サービス「Mackerel」を投資先企業に対し特別価格で提供を開始することをお知らせします。 500 Startups Japanは、世界60カ国1900社以上の投資実績を持つシリコンバレーのベンチャーキャピタル「500 Startups」の日本向けファンドです。2016年2月以降、日本国内のシー…

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ヘルスケアスタートアップの大型資金調達からみる、2017年の動向まとめ

ヘルスケアスタートアップの大型資金調達からみる、2017年の動向まとめ

2017年9月までに、ヘルステック企業が行なった資金調達のディール数はおよそ268で、総額47億ドルが出資されました(RockHealth調べ)。これは過去最高であった2015年の年間出資総額46億ドルをすでに上回っています。このうち、1億ドル以上の調達を行なった企業の数は9社で、昨年1年間の3社を大きく上回りました。2017年第三四半期までに1億ドル以上を調達した企業は以下の通りで、今回はこれらの企業から、今年1年間の動向についてご紹介したいと思います。 院内ディスプレイ広告 Outcome Healthは医師と患者のコミュニケーションを支援する院内システムを提供しており、患者が治療法や生活…

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