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投資先の起業家による、500 Japanの評価

ベンチャーキャピタルのもどかしい一面は、そのフィードバックサイクルの遅さです。全体的に上手くいっているのかどうかを把握するのに、少なくとも3年程度はかかってしまうのです。中には、バリュエーションの高い大型資金調達を早い段階で行い、上手くいっているように見えながら、数年後にはトラクションが追いついていないことに投資家が気づき、企業価値を落としてしまう会社もあります。また中には、最初の2年間は全くパッとしないのに、気がつくと何もかもが上手く回り始め、急成長を遂げるような会社もあります。こうしたことがすべて、全体としては成功が失敗を大幅に上回らなければならない、ベンチャー・キャピタルの幅広いポートフォリオの中で起こっているのです。

起業家の立場なら、フィードバックサイクルはずっと短く感じるはずです。何かが間違っていると、誰もあなたのプロダクトを買いません。開発スケジュールを守らないと、あなたのプロダクトは競合他社に後れを取ってしまいます。フィードバックは基本的に直ちにもらえるものなのです。

私はベンチャーキャピタリストになってすぐに、この課題に気がつきました。そこで、どうすれば自分たちの状況をもっと早く把握できるのだろうか?と考えたところ、投資先の起業家に私たちを評価していただくのが一番良い指標になるのでは、という結論に達しました。私たちと一緒に働く起業家の皆さんが500 Japanのサービスに満足していれば、私たちの評判も自然と口コミで広がるでしょうし、優秀な起業家が私たちを選び続けてくれることで、結果的にリターンも入ってくるだろう、と考えました。

このような考えに基づいて、2016年半ばから500 Japanの投資先の起業家を対象にしたフィードバック調査を四半期毎に行うようになりました。この調査で主に聞くのは「友人または知り合いに500 Startups Japanを薦めますか?」という点です。1から5の間で評価をいただき、ネットプロモータースコア(Net Promoter Score: NPS)を算出するのが目的です。投資先の起業家が率直に答えられるよう、調査は匿名で行われます。

さて、500 Japanの評価はどうだったのでしょうか?

500 Startups Japan設立以来の四半期毎の調査結果をグラフにまとめました。満点に対するパーセンテージとNPSの両方を表示しています。ネットプロモータースコアについてご存知であれば、100が最高得点でありNPSが本質的に最も重要であることはご存知だと思います(NPSの計算方法についてはこちらをご覧ください)。

James Riney

Managing Partner & Head, 500 Startups Japan

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