Red Light

採用時に○○ブロックを防ぐ方法

先日、500 Startups JapanのFacebookグループ(投資先ファウンダーやメンターが参加するグループ)で面白いやりとりがありました。きっかけは、とある起業家の相談でした。最近採用のオファーをしたのに、その方の奥さんが入社に反対していたのです。なので、その奥さんを説得する方法についてアドバイスを求めてきました。これは日本ではよくある「嫁ブロック」というやつです。さらに「旦那ブロック」や「親ブロック」というものもあります。自分のスタートアップで一緒に働いてくれるように誰かを説得するためには、採用する本人を説得するだけではなく、その方にとって大切な方々をも説得する必要があります。この相談に対する、たくさんのコメントがやりとりされる過程で面白い意見がいくつかあったので、みなさんとそれを共有しようと思います。

一つは、説得したい人に向けたプレゼン資料を作成することでした。プレゼンでは、会社の商品、成長や文化を紹介します。すでにご本人から同じことを聞いているかもしれませんが、正式にプレゼンしてもらうとなんだか安心するものです。何よりも重要なのは、会社が家族を説得するためだけにわざわざ資料を作成すれば、従業員だけでなくその家族をも大事にする、というメッセージを伝えることができます。

もう1つあったアドバイスは、カジュアルな会社イベントに招待することでした。とある企業は金曜日に、採用したての従業員やオファーを出している方々が家族も一緒におしゃべりできるハッピーアワーを開催しています。そうすれば家族の方々は、会社の人に直接会い、自ら会社やメンバーのことを知ることができます。将来同僚になるかもしれない方々に直接質問したり、まっとうな事業だと知って安心してもらえるかもしれません。500のイベントへの招待を提案する人もいました。私たち500 Startups Japanは起業家やLP向けに、四半期毎にバーベキュー、ハロウィンパーティーや鍋会などのイベントを開催しています。ご家族の参加は大歓迎なので、実際に家族を連れてきてくださる方々が大勢います。500 Startups Japanコミュニティのステイクホルダー間で緊密な関係を築く素晴らしい方法だと信じています。

もう一つ、ベタですけれども、CEOが反対されている方に直々にお話しに伺う、という方法もあります。シンプルな手法ですが、会社のトップが自分の時間を使ってわざわざ会いに行って直接説得するので、効果的な方法かもしれません。採用候補者が会社にとってどれだけ重要であるか、というCEOの想いを伝える方法でもあります。私自身は、反対されている方に私がお話しに伺うことを提案したこともありますが、今までのところは、採用候補者としかお会いしたことはありません。

ここでカバーしきれていないアプローチの方法は他にもたくさんあると思うので、アドバイスがあったらシェアをぜひお願いします。アドバイスは「○○ブロック」に直接関連する必要はありません。また、採用したい候補者を説得するクリエイティブな方法も聞きたいと思っています。例えば、教えてもらった一つのアプローチは、採用の意思を伝えるときに、「さぁ、心の準備はできているよね?」と言って、印刷済みの名刺1箱を本人に手渡して最後のひと押しをする方法です。他にも、皆さんが〇〇ブロックに対して行ったアイディアやアドバイスなどがありましたら、ぜひシェアしてください!

James Riney

Managing Partner & Head, 500 Startups Japan

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