Saas Solution For Hospitals Top

米国の医療機関向けSaaS業界の現状と今後

業界に特化したSaaS(Vertical SaaS)プレイヤーが日本でも出てきて、注目を集めています。市場規模が大きく、かつ資源不足が明確で、業界構造が複雑な医療業界も業界特化SaaSの成長が期待できる業界だと思っています。しかしその一方で、非常に保守的で、かつリテラシーが低く、個人が頑張るという文化が根強い医療業界、特に医療機関にスタートアップがSaaSを売っていくのはなかなかハードルが高いとも考えられています。

すでに米国では医療現場におけるクラウドの利用が広がっており、2016年のSADA Systemsによる調査によると、米国の医療機関の89%が業務において何かしらのクラウドサービス(SaaS)を利用し、医療機関の45%がメールや患者の情報共有などの業務に6~10の複数のSaaSを利用していることが明らかになっています。クラウドでもっとも使われているのはメール(68%)、患者のケアアプリ(64%)、ファイル共有(55%)の用途での利用で、患者の情報連携・活用・診療行為支援といった目的ですでにSaaSが導入され始めているのです。

今回は、500 Startups Japanでクローズドに開催しているトレンド勉強会シリーズの第一回目、「医療機関向けSaaS勉強会」で私・吉澤がお話しした米国の医療機関向けSaaSの事例を下記に掲載します(後半の投資先起業家によるパネルディスカッションは非公開のため割愛)。

500 Startups Japanでは、調剤薬局向け業務支援のKAKEHASHIと歯科医院向けCRM「ジーニー」のDentalightなどの医療機関向けのSaaS企業に投資しています。いずれも非常に大きな業界の大きな課題に取り組むスタートアップです。医療機関向けにSaaSを展開しようとしている起業家の皆さん、是非気軽にご連絡ください。

吉澤美弥子

慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げ、2016年売却。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、500 Startups Japanに参画。

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