早い段階で投資家に会うメリットとデメリット

早い段階で投資家に会うメリットとデメリット

弊社では、「投資家に会うのに早すぎるということはありません」というメッセージで、創業間もない企業や起業前の方からのご相談も受け付けています。その一方でたまに起業家から「まだ何にもない状態で投資家に会ってしまうと、その時の評価でその後話をしてもらいづらくなることはないか」という質問をされることがあります。私はYesでもありNoでもあると思っています。今回は早い段階で投資家に事業相談するメリットとリスク、そのあとの理想的なコミュニケーションの取り方についてご紹介します。 何にもない状態で、投資家にアイディアの壁打ちをするメリット 今考えている事業の可能性やリスク要因、展開方法に関して、自分の考えを…

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ベンチャーキャピタルというビジネス

ベンチャーキャピタルというビジネス

私にとって、ベンチャーキャピタリストになることは、必ずしも当初からの人生の目標ではありませんでした。他の多くのVCもそうであるように、気付いたらこの職業についていたのです。自分で興した会社を去ってすっかり疲れ切っていた頃、少しだけ落ち着いて、そして今までとは別の経験を積むという意味でいい所だなと思って、DeNAの投資部門で働くことにしました。起業家側から投資家側に転身すれば、多くの業界について学ぶ機会が得られるし、運が良ければ新規事業のアイディアも浮かぶかな、と思っていました。また、自分の会社だけでなく、多くの会社の状況を俯瞰できる、とも思いました。さらに、次の起業の土台づくりに利用できる強い…

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インシュアテック業界のトレンドと今後の可能性 – 500 Startups Japan調査レポート

インシュアテック業界のトレンドと今後の可能性 – 500 Startups Japan調査レポート

現在米国で300年の歴史を持つ保険業界に破壊的なイノベーションを起こしているのは、紛れもなく創業から300日未満の歴史のないスタートアップです。GCAの調査によればUSだけでも約242兆円(生命保険:約89兆円、健康保険:約85兆円、物損人身損害保険:$約68兆円)のマーケットがあり、94%の保険会社はこれからの保険業界にはプラットフォーム化やデジタルパートナーなどの新しい改革が必要不可欠であると感じています。インシュアテックと言っても幅広く、保険の流通や顧客のエンゲージメント、新しい保険商品の開発・価格の比較、バックオフィス、データ分析などがバリューチェーンとしては存在し多種多様なスタートア…

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起業家がVCアソシエイトに会うべきケースと、会わなくていいケース

起業家がVCアソシエイトに会うべきケースと、会わなくていいケース

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤美弥子です。私はベンチャーキャピタル(以下VC)のアソシエイトという立場で、日々多くの起業家とミーティングしています。その中で常に自問自答していることは、「起業家がパートナーに直に会うのではなく、まず私を介する意味とその価値を提供できているか」ということです。 VCにとっては、パートナーが投資の意思決定だけでなく、投資先の支援やファンドレイズにより多くの時間を割けるよう、なるべくパートナーの時間を確保したいと思っています。そのため、アソシエイトが先に起業家に会い、事前に絞り込むことは非常に合理的です。 しかしながら、起業家にとってはどうでし…

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日本の隠れたユニコーンたち

日本の隠れたユニコーンたち

数週間前にアメリカに向かっていた際に、私はとある調査を始めました。ここ2年間ぐらいの、日本のテック企業によるIPOの状況を知りたいと思ったのです。調査対象には、昨年IPOを行い、現在の時価総額が100億円(約9000万ドル)を超え、2008年以降に設立(ベンチャー・キャピタル・ファンドの満期は通常10年なので)されたテック企業を選びました。IPO時の時価総額ではなく、現在の時価総額に注目した理由については後述します。 IPO時の時価総額を基準にしたチャートは以下の通りです。唯一のユニコーン・イグジットはメルカリでした。他は5億ドルを下回る、より少額なイグジットでした。メルカリを含めると、12社…

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オリンピックが日本の未来を決定づける訳ではありません

オリンピックが日本の未来を決定づける訳ではありません

日本のスタートアップ界隈は今、いい感じに盛り上がっています。大企業幹部や官僚らがスタートアップ・イノベーションの必要性を声高に唱えていることにより、資金は流入し続けています。大企業に勤めるという従来の働き方をやめて、より大きな志を持ってキャリアチェンジする優秀な人たちも増えています。以前、自分が起業したときに私を好奇の目で心配そうに見ていた友人たちが、今では起業に関するアドバイスを私に求めてきます。スタートアップ・エコシステムにはかつてないほどの資金、人材および支援が集まっています。私たちは自らの力で、強力なスタートアップ・エコシステムを構築しつつあるのです。 しかし、こんなにも前進しているの…

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レストランテック業界のトレンドと今後の可能性

レストランテック業界のトレンドと今後の可能性

マクドナルドでは近年、従来スタッフがオーダーを取り会計までしていたプロセスを機械化することによって、私たちは巨大なスクリーンから商品を選び会計までそのスクリーン上でできるといった体験をできるようになりました。調査によると、実に95%の飲食店のオーナーがテクノロジーが飲食店業界に入ってくるメリットを感じており、全体の78%が過去数年の間に、もしくは今後数年の間に実際に何かしらの形でテクノロジーを店舗に導入すると回答しています。 今や飲食店においては、事前の予約から事後の決済まで全て手元のスマートフォンからできることからも分かるようにテクノロジーが急激にこの業界に変化を迫っています。レストランテッ…

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投資家へピッチメールを送る際のポイント

投資家へピッチメールを送る際のポイント

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。 VCがスタートアップと出資の話を進めるにあたり、そのファーストコンタクトの方法は様々です。既存投資先や知人からの紹介だったり、起業家からの直接のお問い合わせだったり、また時には、VCから起業家に連絡をすることもあります。どのチャネルを好むかはVCによるかもしれませんが、500 Startups Japanではどんなチャネルからでも起業家と繋がれることは大歓迎です。 私たちは2年前のファンド設立から、ブログやSNS、動画コンテンツといったマーケティングやPRを活発に行ってきました。こういった情報をご覧いただき、全く繋がっていない起業家…

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より多くの活動資金 + より多くの優秀な人材 = より大きな成果

より多くの活動資金 + より多くの優秀な人材 = より大きな成果

先日Entrepediaが、日本のスタートアップによる資金調達状況をまとめたレポートをリリースしました。このレポートからわかる特に重要なことは、日本国内のスタートアップの資金調達の状況が良いということです。非常に良い状況です。 2017年には、スタートアップによる資金調達が2,790億円に達しました。ソフトバンクによる投資1件分にしか過ぎない、と軽く思う読者もいらっしゃるかもしれませんが、これが前年度比の21.7%増に相当する点を忘れてはいけません。 何とも皮肉なのが、国外ではこの金額があまりに少ないことに驚きの声が上がっている一方、国内では「これってバブルじゃないの?」という声が上がっている…

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起業家とのミーティングの際に意識している、VCとしての態度

起業家とのミーティングの際に意識している、VCとしての態度

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。2年前に500 Startups Japanにマーケターとしてジョインしてから、ファンドとしてのマーケティングやPRを行ったり、投資先のPRを支援をしながら、アソシエイト業務も行ってきました。最近ではSNSやブログ、掲載いただいた記事を見て連絡をくださる起業家さんも増え、VCとしてマーケティング活動にリソースを割いてきた結果が出てきているように感じています。そしてこの3月より、ポジションもシニアアソシエイトに変わり、新規投資先の獲得により専念するようになりました。 毎日起業家とお会いする中で、VCとしてどのような姿勢や方法で起業家との…

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