日本の隠れたユニコーンたち

日本の隠れたユニコーンたち

数週間前にアメリカに向かっていた際に、私はとある調査を始めました。ここ2年間ぐらいの、日本のテック企業によるIPOの状況を知りたいと思ったのです。調査対象には、昨年IPOを行い、現在の時価総額が100億円(約9000万ドル)を超え、2008年以降に設立(ベンチャー・キャピタル・ファンドの満期は通常10年なので)されたテック企業を選びました。IPO時の時価総額ではなく、現在の時価総額に注目した理由については後述します。 IPO時の時価総額を基準にしたチャートは以下の通りです。唯一のユニコーン・イグジットはメルカリでした。他は5億ドルを下回る、より少額なイグジットでした。メルカリを含めると、12社…

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いつIPOしたいかなんて言わないで

いつIPOしたいかなんて言わないで

日本のスタートアップ界隈でみられる、不思議なことの1つに、シードステージの起業家がピッチ中にIPOのタイミングを宣言することがあります。辛うじて最初の顧客を獲得できたかできないかぐらいの時点で、真顔で株式公開を何年の何月にする、と言うのです。無茶苦茶だと思ってしまいます。 あなたは、これを野心の表れだと捉えるかもしれません。会社のIPOを宣言するような起業家はきっと大きなビジョンを抱いているんだろう、ということでしょうか。こうした考え方が問題なのは、IPOを成功の終着点にしようとしているからです。エグジットで利益を確定できる投資家の場合は、確かにそうかもしれません。しかし、ファウンダーがそうで…

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