株主ミーティングの運営が上手な会社

株主ミーティングの運営が上手な会社

私たち500 Startups Japanは過去2年半の間に、日本で40社以上に投資してきました。そのため、言うまでもなく、多くの株主ミーティングに出席してきました。そして、様々な様式、スタイルやダイナミクスの株主ミーティングを俯瞰的に見る機会に恵まれました。絶対的に正しい運営方法はないと思っていますが、ポートフォリオ企業の中には、株主ミーティングの運営が特に上手な会社が数社あります。 Zehitomoの株主ミーティングは、際立っていると私は思っています。株主ミーティングたるもの、通常出席するのは経営陣のみです。しかし、Zehitomoの場合、出席者の範囲は、各チームのリーダーだけでなく、従業…

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GovtechスタートアップのGrafferへの投資を発表します

GovtechスタートアップのGrafferへの投資を発表します

この度Grafferの1.8億円のプレシリーズAラウンドにリードで投資しました!既存投資家のIncubate Fundもこのラウンドに参加しています。 私は昨年11月に、Govtechに注目している旨の記事をブログにアップしました。行政が困惑するほど非効率で、システム・インテグレーターに何千億円も支払ってシステムを構築しているのに、ほとんどのソフトウェアは操作性が悪く時代遅れである、と書きました。どれだけ使い勝手が悪いかというと、中には利用時間が8:30から21:00に制限されている行政のウェブサイトもあります。規定の就業時間中にしか注文を受け付けないアマゾンなんて想像できますか?24時間年中…

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2019年、新年の抱負

2019年、新年の抱負

明けましておめでとうございます!新年の抱負を立てる季節がやってまいりました。 2016年には、次のことにコミットしました。 朝活をきっちり続けること(5時半にジムへ出発し、そのあと朝食を作り、7時ぴったりに業務を開始すること) 炭水化物の摂取量を減らし、肉と野菜中心の食生活をすること ビールの代わりに「ハイボール」を飲むこと 抱負は概ね達成できましたが、若干の軌道修正はしています。毎朝ジムへ通い、7時ぴったりに業務を開始することは、今も変わっていません。2と3については、減量がその目的でした。減量そのものは達成できたものの、若干うまく行き過ぎたようです。ある頃から、(良くない意味で)「体重減っ…

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小児科クリニック運営のCAPSに投資しました

小児科クリニック運営のCAPSに投資しました

私たち500 Startups Japanがこれまでに投資してきたテーマの一つに、最新のテクノロジーを導入できずにスピード感を失ってしまった、規模が大きく旧態依然とした業界に挑むスタートアップへの投資があります。例えば、保険、物流、不動産などの業界です。 その過程で私たちが気づいたのは、こうした業界にアプローチする方法が基本的に2つあることです。1つは、ツールを構築し、既存企業にそのツールを提供するやり方です。このアプローチは成功するかもしれませんが、それには試練が伴います。多くの場合、既存企業は、これまでのやり方で何とかなっているので、居心地の良い現状を変えたくないと思ってしまいがちです。病…

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日本のGovtechスタートアップを探しています

日本のGovtechスタートアップを探しています

先日、Govtech Fundのファウンディング・パートナーであるRon Bouganim氏のポッドキャストを聞いてみました。元々Govtechには興味があったものの、日本ではまだ行政向けのサービスに取り組む強いチームに出会ったことがなく、残念ながら未投資の分野だったので、そのポッドキャストはとても興味深いものでした。それもそのはず、行政を顧客にするには超人的な努力が必要だからです。行政たるもの、遅くて非効率で官僚的なのが当たり前です。そのため、販売サイクルは長く、費用も高く、不透明です。B2G(business-to-government:企業対行政間取引)のスタートアップを始めようとする人…

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ベンチャーキャピタルというビジネス

ベンチャーキャピタルというビジネス

私にとって、ベンチャーキャピタリストになることは、必ずしも当初からの人生の目標ではありませんでした。他の多くのVCもそうであるように、気付いたらこの職業についていたのです。自分で興した会社を去ってすっかり疲れ切っていた頃、少しだけ落ち着いて、そして今までとは別の経験を積むという意味でいい所だなと思って、DeNAの投資部門で働くことにしました。起業家側から投資家側に転身すれば、多くの業界について学ぶ機会が得られるし、運が良ければ新規事業のアイディアも浮かぶかな、と思っていました。また、自分の会社だけでなく、多くの会社の状況を俯瞰できる、とも思いました。さらに、次の起業の土台づくりに利用できる強い…

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日本における、プレシリーズAの増加

日本における、プレシリーズAの増加

シリコンバレーでは、スタートアップによるアーリーステージの資金調達が驚くほど細分化されています。少なめに見ても、エンジェル、プレシード、シード、ポストシード、プレシリーズA、そしてシリーズAがあるようです。 基本的にシードとシリーズAしかない日本とは大違いです。シードからシリーズAまでの間で資金調達をする場合、私たちはこれをシンプルに「ブリッジ」と呼ぶことが多いです。しかし最近は日本でも「プレシリーズA」が出現しつつあります。 いろんな意味で、プレシリーズAは、ブリッジラウンドを婉曲的に表現しているに過ぎません。シリーズAにふさわしいレベルのトラクションに到達しきれていない企業は、シリーズA前…

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起業は何処でもできるけど、スケールするには東京がベスト

起業は何処でもできるけど、スケールするには東京がベスト

数年前に、シリコンバレーの有名な投資会社の方とイベントでファイヤーサイドチャットしたときのことです。イベントの内容はあまり覚えていませんが、シリコンバレーに拠点を移すことについて彼が言った言葉は、なぜかずっと頭から離れませんでした。「トレーダーになりたいのであればニューヨークに拠点を移すべきだ。俳優になりたいのであれば、ロサンゼルスに拠点を移せばいい。でも、起業家になりたいのであれば、シリコンバレーに来るべきだ。」 彼のコメントはあくまでもアメリカ国内の話ですが、日本にもある意味当てはまるのではないか、とずっと考えていました。東京は間違いなく日本におけるシリコンバレーです。それどころか、日本に…

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日本の隠れたユニコーンたち

日本の隠れたユニコーンたち

数週間前にアメリカに向かっていた際に、私はとある調査を始めました。ここ2年間ぐらいの、日本のテック企業によるIPOの状況を知りたいと思ったのです。調査対象には、昨年IPOを行い、現在の時価総額が100億円(約9000万ドル)を超え、2008年以降に設立(ベンチャー・キャピタル・ファンドの満期は通常10年なので)されたテック企業を選びました。IPO時の時価総額ではなく、現在の時価総額に注目した理由については後述します。 IPO時の時価総額を基準にしたチャートは以下の通りです。唯一のユニコーン・イグジットはメルカリでした。他は5億ドルを下回る、より少額なイグジットでした。メルカリを含めると、12社…

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シリコンバレーを定期的に訪れる理由

シリコンバレーを定期的に訪れる理由

シリコンバレーは年に数回訪れるようにしています。シリコンバレーの企業に投資している訳ではなく、シリコンバレーに大口投資家がいる訳でもありません。では、なぜ訪れるの?とよく聞かれます。自分なりに幾つかの答えを考えてみました。 1つ目は、最新の動向に乗り遅れないようにするためです。シリコンバレーで話題になっていることを感じるために、シリコンバレーの方々とキャッチアップするようにしています。次のブームは電動スクーターのシェアリングだ、とTechCrunchで読むのと、実際に電動スクーターを利用したりそうしたスタートアップに投資した方々と話をするのとではだいぶ違います。現地の方々と話をすると、まだ記事…

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