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今までにないタイプの弁護士に投資した理由

出会った瞬間に「この人に投資したい」、と感じる起業家がときどきいます。Holmesを立ち上げたリーガルテック起業家の笹原さんに初めてお会いしたときが、まさにその瞬間でした。Holmesは、契約書の作成、締結、管理など、 契約書にまつわる業務の全てをスムーズに解決する 契約書に特化したデジタルプラットフォームです。

笹原さんにお会いする以前から、私たち500 Japanではリーガルテック業界の起業家を積極的に探していました。アメリカでは幾つかのリーガルテックの偉大な会社が出現していますが、日本ではまだ稀です。弁護士ドットコム以外に、特に目立つ会社はありませんでした。

リーガルテックのスタートアップで難しいのは、弁護士が直面する問題と、その問題を解決する直感的なプロダクトの開発手法の双方を理解できているチームを見つけることです。さらに対象者を絞り込んでしまうことで言えば、彼らには起業家精神も必須です。私たちは、これらの全てに当てはまる人を見つけることに、かなり苦労してきました。

そんな中、ようやく出会えたのが笹原さんでした。彼に出会った瞬間に、何もかもがビビビッときました。彼は、弁護士として自らの法律事務所を持ちながら、ソフトウェアで解決できる問題のことを何時間でも話し続けることができます。彼は、開発しているプロダクトについて強いビジョンを持っているので、プロダクトの概念的なことでも具体的なことでも幾らでも語り尽くせるのです。

そればかりか、私たち500 Japanが出会った中でも最も弁護士らしくない人でもあります。腕の良い弁護士は職業柄、何事にも悲観的な傾向があります(むしろそのおかげで様々な落とし穴を防いでくれるのです)。しかし、それは非合理なほど楽観的でないと進むことのできない起業家の道とは相反しかねません。なのに、笹原さんがプロダクトの話をすると、彼の目から無限大の自信があふれ出ています。声から溢れんばかりの思いと決意が切々と伝わります。まるでHolmesを立ち上げるために生まれてきたのでは、というほどです。実際、彼は自分のスタートアップにコミットするあまり、ついに弁護士資格を返上してしまいました。まさに起業家の道にオールインしているのです!

笹原さんと彼のチームに投資できたことをとても誇りに思っています。昨年9月に投資して以来、驚くほど多くのことを成し遂げているのです。売上は成長を続け、プロダクトも改善を続けつつ、チームの結束力も強くなりました。さらに、プロダクトの大リニューアルを行い、DocuSignとのタイアップも発表したばかりです。契約管理地獄から抜け出したいと思っている企業法務部門の方々や、ミッションに向けて突き進む素晴らしいチームに合流したいと思っている方々は、ぜひ連絡してみてください

James Riney

Managing Partner & Head, 500 Startups Japan

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