世界のリーガルテック業界の現状と今後

世界のリーガルテック業界の現状と今後

Altman Weil社の調査によると、IBMのWatsonが法務に影響を与えるか?という質問に対して、アメリカの弁護士は2015年の時点で「約半分のパラリーガルはとって変わられる」と解答していたといいます。このことからもわかる通り、アメリカにおいてはすでにリーガル業界におけるテクノロジーの可能性が現場の人々に認められつつあると言えます。3年が経過し、既存のリーガル産業をアップデートするための様々なテクノロジーを利用したスタートアップが、AIに限らず既に700社以上登場してきています。2015年にはDocuSignがIPOを果たし、リーガルテックは盛り上がりを見せている市場です。 弁護士の行っ…

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チームとアイディア、どちらも大切な理由

チームとアイディア、どちらも大切な理由

私たち500 Japanは、投資テーマを持たないようにしています。つまり、特定のテーマに投資しようとしていません。ブロックチェーン、AI、フィンテックやその他のバズワードにも、積極的に投資しようとしているわけではないのです。そして、それには理由があって、特定の分野にフォーカスしたのにドリームチームが現れないと自分たちの予測が無駄になってしまうからです。 だからと言って、投資判断をするときにマーケット調査を行わないとか、創業者のことしか見ない、という訳でもありません。狙っているマーケットと創業チーム、そのいずれも大変重要です。 この状況をサーファーと波に例えて、うまく表現しているのがFloodg…

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今までにないタイプの弁護士に投資した理由

今までにないタイプの弁護士に投資した理由

出会った瞬間に「この人に投資したい」、と感じる起業家がときどきいます。Holmesを立ち上げたリーガルテック起業家の笹原さんに初めてお会いしたときが、まさにその瞬間でした。Holmesは、契約書の作成、締結、管理など、 契約書にまつわる業務の全てをスムーズに解決する 契約書に特化したデジタルプラットフォームです。 笹原さんにお会いする以前から、私たち500 Japanではリーガルテック業界の起業家を積極的に探していました。アメリカでは幾つかのリーガルテックの偉大な会社が出現していますが、日本ではまだ稀です。弁護士ドットコム以外に、特に目立つ会社はありませんでした。 リーガルテックのスタートアッ…

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メルカリ・マフィアの誕生

メルカリ・マフィアの誕生

ついにこの日が来ました!山田さんをはじめとするメルカリの皆さま、IPOおめでとうございます。創業からわずか5年で数十億ドルのIPOにスケールすることは、シリコンバレーでレジェンドと呼ばれる人たちにもなかなか出来ることではありません。1人のベンチャーキャピタリストとして、そして日本のスタートアップを応援する者として、「ユニコーン」のIPOが実現したことを誇りに思います。 このIPOは、日本にとってある意味ほろ苦いものでもあります。なぜならば、日本の「唯一のユニコーン」と広く認識されていた企業がイグジットを果たしてしまい、再びユニコーンがいない状態に逆戻りしてしまったからです。もちろんスタートアッ…

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米国の医療機関向けSaaS業界の現状と今後

米国の医療機関向けSaaS業界の現状と今後

業界に特化したSaaS(Vertical SaaS)プレイヤーが日本でも出てきて、注目を集めています。市場規模が大きく、かつ資源不足が明確で、業界構造が複雑な医療業界も業界特化SaaSの成長が期待できる業界だと思っています。しかしその一方で、非常に保守的で、かつリテラシーが低く、個人が頑張るという文化が根強い医療業界、特に医療機関にスタートアップがSaaSを売っていくのはなかなかハードルが高いとも考えられています。 すでに米国では医療現場におけるクラウドの利用が広がっており、2016年のSADA Systemsによる調査によると、米国の医療機関の89%が業務において何かしらのクラウドサービス(…

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「それなりに良い」ドメイン名を見つける方法

「それなりに良い」ドメイン名を見つける方法

ドメイン名を決めることは、スタートアップにとってそこそこ大事なことであると同時に、それほど大事なことではありません。誰かがあなたのウェブサイトを訪問する度に表示されるものなので、ドメイン名は大事ではあります。飲み会で友達と共有できる程度にシンプルであり、後日ブラウザに何を入力すべきかを思い出せる程度に記憶可能なものでなければなりません。いずれの条件も満たせないドメイン名はよくありません。とは言え、ドメイン名をあれこれ考えていると、無限ループに陥りがちです。プロダクトの開発ではなく、ドメイン名の考案に多くの時間を無駄に費やしてしまうのです。これもよくありません。 重要なのは、「それなりに良い」と…

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市場規模の考え方と、投資家への伝え方

市場規模の考え方と、投資家への伝え方

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。前回、起業家によるピッチの際に重要な「競合分析」に関する改善方法についてブログを書きましたが、今回は競合分析とならぶ重要なピッチ内容である「市場規模」に関する考え方と伝え方についてご紹介します。 市場規模が調達において重要な理由と、起業家がしがちな間違え 起業家の皆さんは、VCが「市場規模は十分に大きいですか」と市場規模の大きさについてよく言及しているイメージをお持ちではないでしょうか。実際、私たち500 Startupsも狙っている市場規模の大きさを重要な投資判断材料の一つとしています。 これはなぜかというと、まだトラクションはおろ…

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資金調達における、競合の考え方と投資家への伝え方

資金調達における、競合の考え方と投資家への伝え方

こんにちは、500 Startups Japanのシニアアソシエイトの吉澤です。日々起業家にお会いし、ピッチをしていただく中で、競合に関して「競合はいません」とだけ話す人がたまにいらっしゃいます。確かに競合がいないのならそれが理想です。しかし、「競合はいない」とだけ言われると投資家は「本当にそうですか?ちゃんと考えていますか?」と起業家の分析に疑問を感じたり、「競合いないなら、そもそもマーケットがないのでは?」とビジネスそのものの可能性を疑問視してしまうといったことがあるため、実はあまりポジティブな言葉ではありません。 競合について話すべき理由について、500 Japanの代表のJames R…

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500 Startups Japanが担当を決めずに投資先を支援する理由

500 Startups Japanが担当を決めずに投資先を支援する理由

こんにちは、500 Startups Japanの吉澤です。 各VCはそれぞれのスタイルで投資先を支援していますが、500 Japanの支援の特徴として「ハンズイフの支援」と「非担当制による支援」があります。 ハンズオンでもハンズオフでもなく、起業家が求めている支援を瞬時に行う「ハンズイフ」というスタイルで支援していることは以前こちらのブログで代表のJamesがご紹介しました。今回は「非担当制」についてご紹介したいと思います。 非担当制の支援とは? 皆さんは「あのスタートアップはどのVCのどのキャピタリストの担当か」という類の話を聞いたことはないでしょうか。私自身500に入るまで、VCはどの案…

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資金調達プロセスは採用プロセスでもある

資金調達プロセスは採用プロセスでもある

私たち500 Japanの多くのポートフォリオ企業は、ここ数カ月の間に資金調達を行ってきました。私は、資金調達を支援する中で、ファウンダーらが直面する共通のジレンマに気づきました。それは「提示バリュエーションが低めだけど一流の投資家に決めるか、それとも提示バリュエーションが高めだけど二番手の投資家に決めるか」どうかです。ここで言う「一流」とは、(通常は実績に基づいた)強いブランド力を意味します。 私たちは通常、比較して提示バリュエーションが低めでもそれが合理的な範囲内であれば、一流投資家から資金調達を受けるべき、とアドバイスします。特に既存株主(私たち500 Japan!)の持分の希薄化が進む…

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